志馬君にライバル出現!?

地球のハートを射止めるのはどちら? 

社会科主任の山口です。
「アッ可愛い〜〜!!」いいえ、私の事ではありません。
ウルルン目?パッチリ目?それともツッパリ目?何とも言えない目ヂカラ…。ウィンクされたらドキドキ、そしてコロリ。鮮烈なイエローのボディカラーを纏ったハイブリッドカーの何と愛苦しいことか!一目見て思わず声を上げてしまいました。驚くことに、「水」という名のこの車の10・15モード燃費は超絶的な数値40km/lを誇るとか。

 「ムムム…。待てよ!まるで妖精のようなこの車は、若しかすると地球に恋をする志馬君のライバルではないか!!」

 「2020年のコンパクトカー」というコンセプトを以て開発され、最新の低燃費技術、F1の空力テクノロジーを利用したこのハイブリッドカーは昨年末の販売後1ヶ月で12万台を受注したと言われます。これ程多くの人が待ち焦がれる車、地球をどちらが射とめるか、志馬君のライバルとなる車に私も是非一度乗ってみたいと思い、長くお世話になっているディーラーのイケメンの営業マンにお願いをして試乗をさせて頂きました。

 世界一燃費の良い車<ガソリン車・ハイブリッド中(PHVを除く)>のドアを開けた瞬間のワクワクドキドキ感、忘れられません。

 ハイブリッドカーと言うと、得てして軟弱なイメージを抱かれがちですが、モーター発進時の力強さ、走行中のトルクの太さは、背中を強い力でグィーッと押されているような感覚で、目を見張るものがあります。低重心でスタイリッシュなこの車は、軽快にキビキビと良く走り、何とハンドリング、コーナリング、加速も期待値以上ではありませんか。とてもコンパクトカーを運転しているとは思えませんでした。エコ運転レベルの表示、総合評価の採点、消費したガソリンの価格表示などゲーム感覚でエコ運転を楽しめる仕掛けも嬉しいですね。一方で、ハイブリッドカーながら、従来のガソリン車同様の操作系を持っているため、老若男女多くの人達に違和感なく迎え入れられそうです。カルガモのように連なって元気に街を走る姿を見る日もそう遠くないと思われます。

 小型・軽量化を徹底したこの車は、法定速度以内で走る場合には圧倒的な燃費を叩き出すことでしょう。しかし、高速の長距離走行では、排気量に余裕のある、わが愛車のハイブリッドカー志馬君の方が燃費に優れるのではとも思います。志馬君は「地球へのやさしさ」という点から見ると、一歩譲ることになりますが、走行性能・スタイリングや質感においては凌駕しています。しかし、どちらも魅力的なハイブリッドカーであることに間違いはありません。

 果たして地球は、志馬君と、「水」と名の付くハイブリッドカーのうち、いずれのラヴコールに応えてくれるのでしょう。両者とも地球を想う心は同じ。懐の深い地球はきっと両方を愛しい恋人と認めてくれるのでは!