読書の春

国語科の別府です。
「読書の秋」と言われますが、私は春の読書が好きです。
何かと一新する季節で、新しいものを取り入れる心の準備ができているので、読書にも向いていると思います。

生徒さんに好きな作家を聞くと、「東野圭吾」との答えがけっこう上がります。
わたしもミステリーは好きですが、本の世界に引き込まれ過ぎ、読後もなかなか日常世界に帰ってこられないのが困るところです。
東野圭吾さんの作品などは危険度最大です。「容疑者Xの献身」読後は、泳いだ後のように消耗しました。
そんなわけで、職業柄、秋からはミステリーを読むのは避け、TVの「相棒」シリーズで我慢していましたが、県立入試が終わったので晴れて解禁!
今は桜庭一樹さんを読み始めたところです。幸せです。

読書は特に好きではなくても、ミステリーなら最後まで読めるという人は多いのではないでしょうか。個人的には、国語の読解問題にもいいと思います。
「犯人は誰か。その根拠も述べよ」で論理力も鍛えられますよね。
国語を好きになってくれる人も増えるのではないかと・・・。