ハイブリッドカーが泣いていますよ!!そして地球も!①

社会科主任の山口です。

「そんなに私を煽らないでよ!かなりハイスピードで走っているのに…。もしかして、私の愛車のI(あい)馬(ま)君のプリプリのお尻が魅力的なのかしら!」

後続車のプリウスが車間距離を詰め、ピターッとくっついて煽ってきます。高速道路でスポーツカーを追い散らし、追い越し車線を我が物顔にブッ飛ばしている人。間もなく赤に変わる信号を目がけ、鬼の首をとるかの如くダッシュし、直前で急停止する人。かと思えば、フラフラ、トロトロと亀の子のように低速で走り、右車線を「我が道」とばかりに占領し、後続のドライバーの怒りを買い、忍耐を強いる人。スピード調整が下手で、あるいは同乗者との会話に夢中で定速走行ができない人。最近多くなりましたね。目に余ります。

これらの人達は、休日や通勤の途中で私が見かけた、ハイブリッドカーのドライバー達です。優れた環境性能を持つハイブリッドカーが泣いていますよ。巨額の開発費が投入され、優秀な技術者たちのたゆまぬ努力によって誕生した、高度で精緻な技術の詰まった、世界に冠たる環境車を、企業努力によって廉価で購入できたのですから、費用対効果を考慮しても、その性能を活かし、環境への負荷を軽減する運転を心がけるべきではないでしょうか。本当に「もったいない」ことですね!