馬も走れば棒にあたる。

馬も走れば棒にあたる。
…いえ、「犬も歩けば〜」でしたね。


社会科主任の山口です。
県立高校入試終了後、思い立って、ハイブリットカーの
志馬君を操って、栃木県足利市に行って来ました。
室町幕府を開いた足利氏の発祥の地にあたり、
関東の小京都と呼ばれる古都です。


足利学校の近くの石畳の道を散策していた折に、和服に身を包んだ
魅力的な女性にお会いしました。
彼女は呉服小物店主の御母堂。
「時間に余裕があったら、お茶を飲んでいきませんか。」と誘われ、
よもやま話をして来ました。


「失礼ですがお年は?」「86歳になります。」
「え〜!本当ですか。」驚く私。
目の前にいらっしゃるのは、70代半ばにしか見えない女性。


「私は毎日、店頭に立ち接客をし、経理も担当しています。
80代後半ですから、若い人程反応は早くありません。
でもそれは、年相応のこと。毎日自然体で仕事ができることは
とても幸福なことですよ。」
胸を張っておっしゃっていました。
頂戴したお茶とおせんべいの何とおいしかったこと。


勇気を頂きました。
還暦を迎え、卒寿を過ぎても現役で働き続ける女性たちを
「美婆(びば)」と呼ぶそうです。
90歳以上のポーラレディが500人も現役で活躍しているとか。


当方、まだまだヒヨコです。がんばろう!!