シリーズ「この旋律がすき!(4)〜マニアックな話です」

英語科の牧原です。
「(プロコフィエフ)ピアノ協奏曲第3番[とくに第3楽章]」

若いころに最も陶酔した曲です。
違う演奏家のCDを買いあさりましたが、やっぱり一番好きなのは、
アッバード指揮、(若いころの)アルゲリッチ演奏のCDがピカ一です。

テクニック重視の曲ですが(プロコフィエフ本人があまりうまく弾けないほど)、
(若いころの)アルゲリッチの演奏は、まさに「やばい」。
音がビロードの上を流れていくかのようです。

旋律が小生好みというか、(やっぱり音楽って、不協和音がないと寂しいです)
小刻みに変化していくので、興奮状態が続きます。

スリリングでしかも甘美!ピアノがこんなに偉大だと気づかせてくれた曲です。